海外市況情報aaa

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月01日)】

香港フェア後マーケットはスロー、中国は国慶節に伴い小売りが改善方向、インドは不安定なダイヤ価格に警戒 ◆香港マーケットは、ジュエリーフェア後のスローな雰囲気が続く。 一部積極的なバイヤーは0.3~0.8のポインターE~K・VVS2~SI1と上質なSI2を中心に物色するが、1ctupは品質・価格ともにチェックは厳しい。 ◆中国では国慶節の大型連休に伴い小売の市場心理が改善している。 キャラサイズからポインターに至るまで低品質商品に需要が集中している状況。 中国人の海外での消費は2012年に1020億ドル(約10兆円)に達し、米国とドイツを抜いて、世界全体の海外消費における過去最高記録を樹

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月29日)】

香港の取引は静か、中国も同様に卸・小売共に静か。インドは商品購入に選択的 ◆インドでは5-6月の金輸入増大を受けてUS$不足が生じこれがインドルピー安につながっていることから政府は金輸入禁止に動いた。また政府の銀行筋へのダイヤ業者、宝飾業者への融資も抑える指示によりインド人業者の資金繰りはタイトで、さらなるインドルピー安 [年初より約20%安]の為インド人のダイヤ買い意欲も急激に減退。一方中国では習体制が賄賂撲滅に動き急速に浄化されつつある。この賄賂にも使用されていた高額宝飾品、大粒ダイヤなどの売れ行きが中国国内、香港でも悪くなり売れ行き減少に加え価格も落ちてきている。中国国内大手宝飾店

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月23日)】

香港マーケットは閑散期とアジア市場への警戒感で静か、中国も主だった行事もなく静か、インドの原石取引はスロー、研磨業者は引き続き減産体制。ラパ価格下落。 ◆香港での取引は、閑散期とアジア市場への警戒感が重なり静か。 中国からの0.30-1ct, G-I, VVS2-SIの商品需要が良好。 0.30-0.89ct, VS-SIに強い需要がある。 バイヤーは現状価格を敬遠しており、価格メリットの無い商品購入に緊急性は無くその他の需要は弱い。 ◆中国の卸・小売需要は消費を後押しする行事も無く静か。 ディーラーは、第2四半期の小売売上高のデータが相対的に上向き傾向との中国政府の発表にもかかわ

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月19日)】

香港のダイヤ市場は静か、中国も需要低迷への懸念でダイヤモンド・宝飾品共に取引は静か。インドは原石・研磨石共にスロー ◆香港のディーラーは中国経済に警戒感を持っておりダイヤモンド市場は静か。 そのような状況下、主要な小売店の財務結果は上向いている。 0.30-0.50ct, G-I, VS-SI 需要が堅調。反面、VVSなどハイ・クラリティの需要は弱い。 ◆中国では需要低迷と経済への警戒感からダイヤモンド及び宝飾品取引は静か。 小売業者及びディーラーは委託在庫を拡充しつつ、現在庫処分のため研磨石の価格低下を期待している。 中国人バイヤーはインド人サプライヤーがタイトな流動性に直面し、

ダイヤモンド価格【海外市況概況(6月25日)】

香港は数か月連続でマーケットは静かな状態、中国も取引はスロー、インドはルピー安の影響で大幅に鈍化 ◆香港での取引は過去数ヶ月静かな状態が続いている。 先週開催された香港フェアでは多くの外国人サプライヤーの参加に焦点が当てられていたものの、フェアへの期待感は低くダイヤモンドブースへの来場者は多くはなかった。 サプライヤーは価格を維持しているため、ディーラーは予算内で購入するためにカラー、クラリティを落としている状況。 0.30ctから0.50ctのクリーンな商品に安定した需要が見られる。 ◆中国では第2、第3四半期の取引が共にスローであることが指摘されており市場は静かな状況。 最近の

ダイヤモンド価格【海外市況概況(6月16日)】

香港は香港フェアを控えて市場は静か、中国も同様に静か、インドでは研磨市場はやや改善 ◆香港市場は静か。 今週開催される香港フェアでは、市場を回復し全体的な需要を保持するためより多くの外国人バイヤーの招致が望まれている。 0.80-1.20 ct, G-H, VS-SIの商品需要が堅調で市場での価格は全体的に安定している。 ◆中国市場は、香港フェアでの買い付けのためバイヤーが待機しており静かな状況。 しかし、仕入れには慎重で多量の買い付けは期待出来ない模様。 婚約指輪に用いられる0.30-0.40ct, G-H, VS-SIの商品需要が堅調。 ◆インドではディーラー

ダイヤモンド価格【海外市況概況(6月11日)】

香港の取引は安定、中国は先週から引き続き市場は静か、インドはラスベガスショーの影響で取引はスロー ◆香港での取引は比較的静かだが安定している。 0.30-0.40ctの商品需要が根強く、今後価格上昇が予想される。 3EXはすべてのカテゴリーで人気がある。 ◆中国市場は静かな状況。 バイヤーは販売済商品の補填に積極的ではないが、ラスベガスショー後の価格傾向を見極め、6月20-23日に開催される香港ショーでの購買機会を探っている模様。 0.30-1ct, G-H, SI, 3EXの商品に底堅い需要がある。 ◆インドでは多くのディーラーが夏期休暇を取っているかラスベガスショ

ダイヤモンド価格【海外市況概況(6月4日)】

香港市場は中国人の消費減速により静か、中国の小売商は売上の伸び悩みに危惧、インドでは研磨石、原石取引共に鈍化 ◆香港市場は中国人旅行者が消費に慎重になっているため比較的静か。 価格は不安定だが、香港には一般的な商品やハイエンド商品、希少なダイヤに至るまで多様化した市場がある。 GIA付き0.30-3.00ct, VS2-SI1, 3EXの商品需要が堅調に推移する中、VS-SIの価格が上昇し供給不足であるためVVSの需要が増加傾向。 ◆中国の小売商は過去数ヶ月売上げが伸びないことを危惧している。 5月は休暇をとり旅行する人も多く、消費者及び企業の景況感の悪化が懸念されている。

ダイヤモンド価格【海外市況概況(5月7日)】

香港・中国共に休日の影響で取引はスロー、インドも夏季休暇で取引は鈍化 ◆中国の経済成長が2013年の第1四半期の予想をやや下回ったため香港での取引は比較的スローな状況。 メーデー休暇中、中国本土から香港への旅行者は予想より少なく、小売業者の売上期待は満たされていない模様。 先週の卸取引は、休日のため基本的にクローズ。 1-1.49ct., G-I, SIの商品に安定した需要が見られる。 ◆中国では、多くの卸売会社が4月29日から5月1日までのメーデー休暇期間中に休業したため取引はスローな状況。 4月中旬の金価格下落以降ゴールドジュエリーへの消費者需要が高まり、一部ダイ

ダイヤモンド価格【海外市況概況(3月26日)】

香港は香港ショーの余韻で堅調、中国は研磨石の市場は好転、インドの研磨業者は4月からの増産に期待 ◆香港では、3月の香港ショーでの気運の高まりを継続し市場の強化が見られる。 良いメイクのVS-SI商品が品薄状態で、色甘、VVSの商品需要が向上している地元では、色甘、1ctアップに強い需要があり市場は安定している。ジュエリーの小売販売は堅調。 ◆中国ではバイヤーが旧正月の期間に販売した商品を補充しており、ダイヤ価格の上昇予想と相まって研磨石の卸売市場は好転している。 GIA付ラウンドの0.30-0.70、1.00ctの商品に強い需要がある。 0.30ct, D-H, VS-SI,

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月9日)】

ジューイッシュホリデー・中国の国慶節が重なり、世界的に卸売市場は極めて静かであった。 ◆ジューイッシュホリデー(ユダヤ人の仮庵の祭りSukkot)のため、多くのトレーダーはオフィスから離れ、また中国人バイヤーは国慶節に伴う大型連休だったため、休みに入っており、世界的に研磨石の卸売市場は休止状態であった。小売業者も在庫を最小限で運用しながら、目先の需要を考慮した、限定された仕入を行っているだけである。 ◆香港マーケットも、中秋節・国慶節の大型連休の為、主だった動きは無く、静寂であった。また、インドルピーが1米ドル=52rsを割り、緩やかなルピー高の傾向なので、インド人バイヤーも心理的

ダイヤモンド価格【海外市況概況(9月4日)】

中国では「国慶節」に向けダイヤモンドの仕入れ増強に意欲的!? ◆日本市場では、夏の閑散期でもありダイヤモンド価格は全体的に弱含みで推移する中、現状では0.3ct-SIなど低価格帯のポインターを中心に底堅い需要があり価格低下は見られない。 ◆中国では経済への警戒感が引続き消費者マインドを低下させ、ダイヤモンドの需要に影響を及ぼしている。しかしながら、小売在庫は少なくバイヤーは来る10月1日の「国慶節」の連休に向けダイヤモンドの仕入増強に意欲的。 ◆香港市場では、先週に引き続き各バイヤーの動きは有るが値頃感のある商品のみに集中。原石の値下により、ラパポートプライスも下げると見るバ

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月21日)】

インドでは業績不振によるダイヤ研磨工場・宝飾品工場を閉鎖する会社も! ダイヤモンド取引は極めて低調。インドの研磨業社は、需要の落ち込みと資金難から カッターの雇用確保が難しくなってきている。今年のラパ国際会議(IDC)は、ムンバイで今月末から開かれるが、同国の状況変化があまりにも象徴的であるため。 ラパポート報道によると、「インドのクラシックダイヤモンドの第一四半期は販売不振によりUS$120万(INR6860万)の赤字。スラットの研磨工場及びムンバイの宝飾品製造施設を閉鎖した」とのこと。 日本国内では、メレーダイヤ価格が全体的に下落傾向。特にブラウンなど低品質メレー価格の下落が鮮

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月7日)】

インドのメレー価格が下落、国内でのリサイクルメレーの動き止まる。 日本国内でのリサイクルメレーの動きが停止状態。資金繰りに伴う投売り需要を残すのみの状況。インドでのメレー価格の下落が、日本との価格差縮小の原因。 長引く欧州債務危機を背景にアジア経済が急減速、中国・インドでの内需減退が加速する中、1ctアップの高品質ダイヤ価格がさらに下落。SI、ピケなど低価格帯の需要はあるものの品薄状態が続いている。DTCが値段を下げることよりも供給を制限している事が影響していると見られる。 インド人マニュファクチャラーは原石を研磨した後の損益分岐点を探る状況のなか、安価なジンバブエ産の原石輸入量が拡

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月31日)】

国内ではVSアップを中心に価格下落が鮮明に。メレダイヤも投げ売り以外は売れない状況。 ダイヤモンド原石価格は軟化し、更に下落基調にある。インドのマニュファクチャーラーは、研磨後の利益確保ができない状況が続いている。 日本国内では、VSアップを中心としたポインターの価格下落が鮮明に。市場では出展者の指値を下回りダイヤモンドの売買が成立しないケースが増加、今後の市場価格の方向性が見いだせない状況。 香港ローカルマーケットは先週に引き続き低調。売り手・買い手ともに、日々新商品を買っても翌日には価格の下がるマーケットに疲労感があり、夏休みモードも手伝い取引が非常にスローな状況。 中国本土の経