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金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(8月26日)】

8月26日、週明けNY貴金属市場の金は小幅安。朝方は前週末に発表された7月の米新築住宅販売件数が低調となったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的金融緩和(QE)の縮小に着手するとの見方が後退し、金は買われ1400ドルを回復した。しかし、終盤にかけ高値警戒感による利益確定の売りに押され小幅安で引けた。一方、プラチナは小幅上昇。金同様に朝方は買いが先行。終盤にかけ本日発表された7月の米耐久財受注が低調であった事で上げ幅を縮小した。ただ、南アフリカの建設・空港労働者が賃上げを求めてストライキに突入。鉱山労働者もストに踏み切る構えを見せており、同国の労

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(8月21日)】

8月21日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて売られた。本日発表された7月の米中古住宅販売件数が事前予想を上回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の規模縮小に近く着手するとの思惑から売りが先行した。ただ、引け後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、債券買い入れを変更する時期に関して新たな手掛かりがほとんど示されなかったことで、時間外取引では方向感を欠いた展開となった。その後、買い戻しも見られ下げ幅も限定的となった。プラチナも下落。ドル高やNY原油先物相場の下落に連れる格好で、一時は1500ドルの節目を試す場面も見られたが、金同様に買い戻

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(8月19日)】

8月19日、週明けNY貴金属市場の金は下落。朝方は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を21日に控えるなか、量的緩和の早期縮小への警戒感や世界最大の金消費国であるインドの通貨ルピーが対ドルで過去最安値を更新したことで、金需要が減るのではないかとの思惑に下落した。しかし終盤にかけ、引き続きエジプト情勢の混乱を背景に、安全資産としての金の魅力が高まっていることから買われ、下げ幅も限定的となった。プラチナも下落。NY株式市場の下落や、金の下落に連動するかたちで売られた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(8月6日)】

8月6日、NY貴金属市場の金は下落。量的緩和縮小の早期開始をめぐる思惑で売られた。米シカゴ連銀のエバンス総裁が、経済統計次第で9月にも量的緩和の縮小を決める可能性を示唆したほか、アトランタ連銀のロックハート総裁なども同様の発言をしたために、米国の量的金融緩和の早期縮小観測が再燃し金は売られた。他、ドイツや英国の経済統計が良好であったことから、安全資産としての金の魅力が薄れた。プラチナも下落。金の軟調に追随したことや、米株式市場の下落を受け、プラチナ需要が減少するとの思惑から下落して引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(8月5日)】

8月5日、週明けNY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りや、米サプライ管理協会(ISM)の7月の米非製造業景況指数が56と市場予想の53を上回り良好となったため、米国の量的金融緩和の縮小観測が再燃したため売られ、一時1300ドルの節目を割り込んだ。ただ、値ごろ感からの買いも見られ、積極的に売り込む動きにはつながらず、下げ幅を縮小し1300ドル台を維持して引けた。プラチナも下落。朝方は金の下落に連動し軟調に推移した。ただ、その後発表された良好な米ISMの非製造業景況指数を受けて、買い戻され、終盤にかけ小幅安で引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(8月2日)】

8月2日、週末NY貴金属市場の金は小幅安。朝方は軟調に推移。最近の堅調な米経済指標を眺めて、金融緩和縮小が9月にも始まるとの思惑が強まり、一時節目とされる1300ドルを割り込む場面も見られた。しかし、その後発表された7月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が事前予想を下回ったことをきっかけに、一転して金融緩和の継続観測が再び広がり、インフレヘッジとして金を買い戻す動きが活発化し1300ドルの節目を回復。終盤、下げ幅を縮小し前日とほぼ変わらずの小幅安で引けた。一方、プラチナは上昇。朝方は軟調な金の値動きに連動して弱含む場面も見られたが、その後は米雇用統計を受け、金融緩和の継続観測が強まったことから

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(8月1日)】

8月1日、NY貴金属市場の金は小幅安。本日発表された米週間新規失業保険申請件数は前週比1万9000件減の32万6000件と堅調な内容となった。また、7月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が約2年ぶりの高水準を付けたことから、米景気の先行きに楽観的な見方が広がった。これを受けて外為市場でドルが対ユーロで上昇、金は売られた。ただ、明日の米雇用統計を控えて様子見気分が強まったことや、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、現行の量的緩和の維持が決まったことから終盤にかけ買い戻され、前日とほぼ変わらずの小幅安で引けた。一方、プラチナは上昇。米株式の上昇やNY原油先物相場の上昇等を支援材料に買わ

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(7月5日)】

7月5日、週末NY貴金属市場の金は下落。本日発表された6月の米雇用統計は、失業率こそ7.6%と市場予想(7.5%)からやや悪化したものの、非農業部門就業者数が19.5万人増と市場予想(16.5万人増)を上回った。これを受け、安全資産としての金の魅力が低下したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を縮小するとの観測が再び浮上したことや、外為市場でドル高ユーロ安の進行も金の売りを誘った。一時は約1週間ぶりに1210ドルを割り込むなど大幅下落して引けた。プラチナも下落。金の下落に追随したが、米株式市場の上昇を眺めた買い戻しに下げ幅を縮小して引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月27日)】

6月27日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は上昇。前日の急落を受けた安値拾い買いに上昇し、一時は1トロイオンス=1240ドル台まで上昇した。しかし、その後発表された米経済統計が総じて良好であったため、量的金融緩和の縮小観測が高まったほか、NY株式市場の上伸を眺めての売りに押され、下落して引けた。一方、プラチナは上昇。前日の急落を受けたファンド筋の買い戻しや、NY株式市場の上昇を受け、景気が上向き、プラチナ需要が増加するとの思惑から買われた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月26日)】

6月26日、NY貴金属市場の金は下落。中国の景気先行き懸念の拡大により、同国の金需要の減退観測が強まった。一方、米国の量的金融緩和の縮小観測が引き続き圧迫要因となった模様。一時1トロイオンス=1223ドル20セントまで急落し、2010年8月以来の安値をつけた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が金融緩和策の継続に前向きな姿勢を示したことで、外為市場でドル高ユーロ安が進行。これをを受けての売りに押された。その後発表された今年第1四半期の米国内総生産(GDP)確定値が市場予想を下回ったことで下げ幅を縮小する場面も見られたが、大幅下落からは転じなかった。プラチナも下落。中国経済の先行き不透明感から、

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月25日)】

6月25日、NY貴金属市場の金は小幅安。 朝方は最近の下落に対する反動や安値拾いの買いで上昇する場面も見られた。しかし、その後発表された米国の住宅関連統計や、消費者信頼感指数・耐久財受注が良好な内容となったことで、NY株式市場が上伸。これを受けて、投資家がリスク選好姿勢を強める格好となり、終盤にかけ上げ幅を縮小し、小幅下落して引けた。一方、プラチナは上昇。最近の下落を受けた買い戻しが先行するなか、良好な米経済統計を受けて株式市場が上伸したことにも支援され、大幅上昇となった。南アフリカの労使交渉で、労組の賃上げ要求の幅が大きいことから交渉が難航するとの見方や、中国人民銀行(中央銀行)が「必要なら

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月24日)】

6月24日、週明けNY貴金属市場の金は下落。これといった材料のないなか、米国の金融緩和縮小観測が引き続き相場の圧迫要因となり、ファンド筋の売りに下落して引けた。米金融大手ゴールドマン・サックスが2013年の金価格見通しを1300ドル、14年を1050ドルと、これまでの見通し予想を9.4%から17.3%に下方修正したほか、スタンダード銀行が年内の金価格が1400ドルを上回ることはないとの弱気見通しを示した。また、中国の経済成長や流動性を巡る懸念も下げ要因につながった。ただ、終盤にかけ外為市場でユーロが対ドルで上昇を受け、下げ幅を縮小して引けた。プラチナも大幅下落。 中国経済の先行き不透明感や、世

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月20日)】

6月20日、NY貴金属市場の金は下落。前日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、量的金融緩和策の規模を年内に縮小し、来年半ばに終了する可能性について具体的に言及したことが改めて蒸し返され、リスク資産から資金を引き上げる動きが加速した。4月16日の直近安値(1321.50ドル)や、1300ドルの節目を次々に割り込んだことで、ストップロスの売りを巻き込み下落幅が拡大し、2010年9月以来2年9ヶ月ぶりの安値を付ける暴落となった。プラチナも下落。米量的緩和政策の年内縮小観測や、金の暴落やドル高・米株価の急落・原油安が影響し急落。2011年12月以来の安値を付けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月18日)】

6月18日、NY貴金属市場の金は下落。米株式市場の上昇や米公開市場委員会(FOMC)の発表を控え模様眺めのなか下落して引けた。NY株式市場の上昇を受けて投資家のリスク回避志向が後退し、比較的安全な資産とされる金の魅力が後退した。19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え、金融緩和の先行き不透明感が強まったことを背景に、一時は5月23日以来の安値を付けるなど大幅下落して引けた。一方、プラチナは南アフリカ鉱山情勢に変化がないうえ、欧州の5月の自動車販売が、1993年5月以来20年ぶりの低水準となったことで、自動車向け触媒需要が落ち込むとの見方が浮上し、軟調に推移する場面も見られたが、終

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:安【海外市況(6月17日)】

6月17日、週明けNY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りや、本日発表された米製造業や住宅関連がいずれも事前予想を上回り、米景気の回復に対する楽観的な見方が広がったことから、比較的安全とされる金の魅力が後退した。また、主要輸入国であるインドの現物需要が鈍っていることも影響した。ただ、18・19日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見気分が強く、下げ幅も限定的となった。プラチナも下落。金の軟調に連動したことや、引き続き南アフリカの鉱山スト延期を背景に嫌気した売りで下落して引けた。