海外市況情報

ダイヤモンド価格【海外市況概況(12月11日)】

ラパポート PEARS(ファンシーカット)の価格が変更される!

◆ラパポートPEARS価格変更。D-Jカラー、0.70ct-2.99ct はSIを中心に一部のVS、2ct台のI1を含めた範囲及び3.00-5.99ct、SI-I1ボーダーが上昇した。米国の需要を背景にファンシー市場は比較的堅調に推移しているが、ファンシーシェープは良質なカットが少ないため、形状の良否により大きな価格差が生じる。

◆インド市場は、変動的なインドルピーへの警戒感が残ってはいるものの、研磨石の取引は堅調。研磨工場の休業により需要の多いSIクラリティの商品不足が生じている。営業再開後も減産体制は継続され、新たな商品供給には時間を要する模様。今後数か月間、主要な生産者からの供給不足が予想されるが、今週、デビアスによる小規模サイトが企画されており原石取引はやや改善されている。

◆中国研磨石の需要は堅調だが、市場は弱含みの状況。バイヤーは仕入価格を抑え、在庫量を増やすことに消極的。販売価格を比較し、より安価な商品を求める消費者が増加する中、小売業者は顧客獲得のため販売促進を加速させている。不確実な経済状況下、2013年の消費向上を示唆する経済データも見られる。

◆香港マーケットはこれと言った起爆剤もなく低調。ポインター~1ctupの需要は、変わらずG-I・VS-SI1でメイクの良いもの・蛍光の少ないものに集中。ハイカラーの需要は少なく、VVSは特に金額が張るので敬遠気味。中国、インドバイヤー共に低調なマーケットの中、慎重に値頃感のある商品を物色。金額を動かしたい一部バイヤーはビックストーンに興味を示すがオファープライスは厳しく商売になるチャンスは乏しい。

◆デビアスの今年度世界研磨石の需要見込みは全体で4%増。中国11%増(前年25%増)、インド1%減(同9%増)、米国4%増である。また、中国ダイヤ業界が急成長しているので(インド、イスラエル業者の中国への工場移転と周大福など中国業者による鉱山会社との直接取引の増加)、インドのスラートの協会は、ダイヤセンターとしての地位が脅威にさらされているとして、インド政府に支援を要請している。スラート及び近隣にはダイヤ関係者80万人が働いている(業者の多くは零細で9割以上が従業員100人以下)

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