ダイヤモンド価格【海外市況概況(12月3日)】
香港市場は予想よりもスローな状況。中国での取引は安定しているが相対的にスロー。インドではDiwali休暇後、通常のレベルに戻ってきている。
◆香港ではディーラーが米国のクリスマスシーズンでの売れ行きの様子を探っており市場は予想よりもスローな状況。
鑑定書付0.30-0.40ct, VS2-SI1の商品需要が堅調。 大粒石は慎重な取引。
小売業者はアジアとヨーロッパの観光客の安定した需要に注目している。
◆中国での取引は安定しているが相対的にスロー。
クリスマス以降1月31日の旧正月を前に売上増を期待している模様。
0.30-0.50ct, G-I, VS-SI の商品需要が堅調だが、大粒の高品質ダイヤの需要は鈍化している。
◆インドではDiwali休暇後、国内及び海外のバイヤーの活動が通常のレベルに戻っており、研磨石の取引が改善している。
ディーラーは中国人バイヤーの需要が増加していることに着目している。
地元市場では、シーブサイズ-2, 0.08-0.18ct及びGIA dossiers付VS以下の商品需要が堅調。
今なお多くの小規模研磨業者が操業していないため、市場での研磨石不足が報告されている。
小粒石とSIを対象とした原石需要があるものの原石取引は相対的にスロー。
◆ラパポート価格は変更なし。