海外市況情報aaa

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月2日)】

業界ではラパポートプライス引き下げへの根強い ◆「香港フェア」が終了したあとの香港市場は、①中国の国慶節に続く大型連休での小売販売状況、②高グレード商品に対するラパポート値下げ懸念から、市場動向を伺いながらの休息モードである。当面はこのような状況が続くと見ている「売り手」と「買い手」が多数である。業界レポートによると「研磨石の取引は依然として厳選・価格志向。「香港フェア」で東南アジアの需要が良くも悪くもなかったことを反映している」とのこと。 ◆また、「香港フェア」での中国人バイヤーは、値頃感のあるVS-SIを中心に買付けたが、サプライヤーは大幅な値引き交渉は成功せず、十分な仕入が出

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月24日)】

ラパポートペアシェイプ価格を値上げ、CVD合成ダイヤモンドの混入被害増加 ◆ラパポートがファンシー・シェイプ価格0.79~.2.99ctの値上げを発表。7/5の値下げに対するディーラーからの不平不満に対処したもの。一般にファンシー・シェイプは重量歩留り重視のため魅力的な商品が少なく、値上げは形状の良い一部の商品が対象。基本的には日本に過去輸入された変形ダイヤは、形が悪いものがほとんどで上記に当てはまる物は国内には少ない。 ◆マーケットはラパポート・ラウンド価格の再下落の警戒感から引き続き様子見状態。 1ctアップD~F、VVSの市場価格はさらに下落、底値を探る展開。 ◆反

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月17日)】

ダイヤモンド価格引き続き軟調。市場は疑心暗鬼に陥っている。 ◆ラパ下落により、香港マーケット・中国市場共に様子見が多く、買い手は「まだ下がるのではないか?」と、再度のラパ価格下げを意識して疑心暗鬼の状況。 ◆インドでのSIやI1中心のスポット需要及び中国での0.3から0.5ct G-H、VS-SIの需要が好調との情報を除き明るい話題は無い。また、インド人・イスラエル人の換金目的の安いダイヤが出回るようになり、適正価格が不透明な状況に困惑している。 ◆インドルピーは以前の異常な下がり具合からみると、比較的安定してきたがまだ予断は許せない感。 ◆研磨業者は原石研磨に伴うロス

ダイヤモンド価格【海外市況概況(7月11日)】

ラパポート価格大幅値下げ!ダイヤモンド市場は縮小・価格大幅下落! ◆5月後半から急激に悪化していたダイヤモンド市況に、更に追い打ちをかけるように、 ラパポートは7月3日付RapNet Diamond Index(RAPI)価格指標の下落を発表した。1ct価格は半期で3.6%、前年度対比で13.7%の下落、7月5日更新のラパポートダイヤモンドレポートは最大で18%を超える下落率となった。 国内の市場もラパポート価格発表前日に開催されたダイヤモンド市場と発表後開催された市場では約20%落札価格が落ちて業者に衝撃が走った。 ◆東南アジア市場及びインドの需要停滞、インドルピーの大幅な下落が