海外市況情報aaa

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月21日)】

6月21日、週末NY貴金属市場の金は上昇。朝方は米量的緩和政策の縮小を背景に、資金引き揚げの動きが強まった前日の地合いを引き継ぎ軟調に推移した。しかし、売り一巡後は最近の売られ過ぎ感からのテクニカル買いや、中国やインドを中心にアジア勢からの安値拾いの買いに反発し、一時は1300ドルの節目を回復した。ただ、中国経済に対する先行き不透明感が強いことや、インドは金輸入規制に加え、通貨ルピーが対ドルで最安値圏にあるため上げ幅は限定的となり小幅高で引けた。プラチナも金同様に前日の地合いを引き継いだ追随売りに押され軟調に推移したが、その後、金の上昇や米株式市場の上昇を受け連れ高となったほか、6月の米自動車

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月18日)】

6月18日、NY貴金属市場の金は下落。米株式市場の上昇や米公開市場委員会(FOMC)の発表を控え模様眺めのなか下落して引けた。NY株式市場の上昇を受けて投資家のリスク回避志向が後退し、比較的安全な資産とされる金の魅力が後退した。19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え、金融緩和の先行き不透明感が強まったことを背景に、一時は5月23日以来の安値を付けるなど大幅下落して引けた。一方、プラチナは南アフリカ鉱山情勢に変化がないうえ、欧州の5月の自動車販売が、1993年5月以来20年ぶりの低水準となったことで、自動車向け触媒需要が落ち込むとの見方が浮上し、軟調に推移する場面も見られたが、終

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月14日)】

6月14日、週末NY貴金属市場の金は上昇。本日発表された5月の米卸売物価指数が0.5%と市場予想を0.1%上回ったことで、インフレヘッジとして金を買う動きが高まったことや、シリアのアサド政権が化学兵器使用を米政府が確認し、反体制派への支援拡大を決めたことも金の買いを誘った。その他の米経済指標が総じて低調な内容となり、米金融緩和縮小に対する懸念が後退したことも金買い要因となり、一時は1390ドルを回復した。ただ、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、この内容を見極めたいとの思惑で終盤にかけ上げ幅を縮小して引けた。プラチナは小幅上昇。朝方は金の上昇に連れ高となったものの、その後、南

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月12日)】

6月12日、NY貴金属市場の金は上昇。これといった材料のないなか、米金融緩和の早期縮小をめぐる思惑が根強く、上値の重い展開が続くなか、米株式市場の下落を受け、安全資産としての金に買いが集まった。その他、外為市場でのユーロ高ドル安を眺めての買いに金は反発した。プラチナも上昇。金の上昇に追随した。ただ、終盤にかけて米株価が下落したことに圧迫され、上げ幅を縮小して小幅高で引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月10日)】

6月10日、週明けNY貴金属市場の金は小幅高。これといった材料のないなか、朝方に米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の長期信用格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことにより、安全資産としての金の魅力が薄れ軟調に推移した。しかし、終盤にかけ外為市場でユーロが対ドルで上昇すると買い戻され、小幅上昇して引けた。 プラチナも上昇。前週末に大幅下落となった流れを引き継いで売り物が先行する場面もあったが、その後は安値拾いの買いに小幅上昇して引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月6日)】

6月6日、NY貴金属市場の金は上昇。これといった材料のないなか、外為市場でのドル安ユーロ高を受けての買いにより上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、定例理事会後の記者会見でユーロ圏経済の先行きに楽観的な見方を示し、中銀預金金利の引き下げについて当面実施する理由は見当たらないと述べた事で、ドルが対ユーロで軟調に推移した。しかし、明日発表の米雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、上げ幅を縮小し1410ドル台でもみ合う展開となった。プラチナも上昇。世界最大のプラチナ生産国である南アフリカで、鉱山労組がストライキの実施を決めたとの報を受け供給懸念が高まったため、ファンド筋の買い物が先行した。一時1

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(6月5日)】

6月5日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安ユーロ高を眺めた買いや、米国の量的緩和政策をめぐる思惑が交錯するなかで小幅上昇。 本日発表されたADP全米雇用報告で、民間部門雇用者数は13.5万人増と市場予想(16.5万人増)を下回ったことで週末発表の米雇用統計への警戒感が強まった。これを受け金は買われ、堅調に推移し一時1トロイオンス=1410.30ドルまで上昇した。しかし、その後インド政府が5日から金輸入関税を6%から8%に引き上げたと報じられたことで、同国の金需要が一段と落ち込むとの思惑から売られ、上げ幅を縮小し小幅高で引けた。一方、プラチナは大幅上昇。引き続き、南アフリカの労使紛争

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月25日)】

2月25日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。ショートカバーの買いや値頃感からの買い戻しで上昇して引けた。イタリアの総選挙は日本時間の25日23時に投票が締め切られ、欧州連合(EU)との財政赤字の約束を守ると表明している民主党のベルサニ党首を中心とした中道左派の優勢が報じられた。これを受けて、外為市場でユーロ高ドル安が進行した。しかし、イタリアのテレビ各局が初期の開票結果として、上院では緊縮財政に反対の姿勢を示しているベルルスコーニ前首相率いる中道右派が優勢と伝えられたことで、ドルが反発したため、金相場は上げ幅を削る展開となった。一方、プラチナも上昇。金の上昇に連動する形で大幅上昇したが、終盤に

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月19日)】

2月19、連休明けNY貴金属市場の金は下落。欧米の景気回復期待感から安全資産としての金の魅力が後退した。ドイツの有力シンクタンク・欧州経済調査研究所(ZEW)がこの日発表した2月の景気期待指数は前月比大幅改善し3ヶ月連続の上昇となった。ユーロ圏経済のけん引役であるドイツの景況感改善を受けて金は売られた。一方,プラチナは反発。南アで発砲事件にまで発展する労組間紛争が起こり、これによりアングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)社が一時操業停止となった事を受けて大きく上昇し、一時は1700ドル台を回復する展開となった。ただ、終盤にかけ利食い売りや金の下落に連動し上げ幅を縮小して引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月13日)】

2月13日、NY貴金属市場の金は小幅安。これといった新規材料もなく動意薄のなか、朝方は外為市場でのユーロ高ドル安を眺めた買いにより上昇したが、その後ドルが対ユーロで堅調に推移するにつれて売られ小幅下落して引けた。15~16日にかけてモスクワで開かれる20ヶ国地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えて様子見気分が強まり、積極的な買いが手控えられたようだ。銀は小幅安。一方、プラチナは引き続き南アの供給不安や、ジンバブエ政府が、同国のプラチナ生産最大手ジンプラッツから土地を収用したとの報を背景に続伸となった。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月12日)】

2月12日、NY貴金属市場の金は小幅高。朝方は外為市場でのユーロ高ドル安を眺めた買いに反発。しかし終盤にかけ、前日に続き中国が春節(旧正月)入りし実需筋からの買いが減少するとの見方が強まったことに加え、欧米の株価が堅調に推移していることで、世界的な景気回復見通しからリスク選好が強まり、安全な資産としての金の魅力が後退していることを受け終盤にかけ軟調に推移し上げ幅を縮小し小幅高で引けた。銀・プラチナも上昇。プラチナは引き続き南アの供給不安や世界自動車販売の回復期待を背景に大幅上昇して引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月6日)】

2月6日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。朝方は外為市場でのドル高ユーロ安を眺めた売りや、世界最大の金輸入国であるインドの中央銀行(RBI)が「(経常赤字が)極端な状況に陥れば金の輸入規制を検討する可能性がある」と発表したことで売りが先行し軟調に推移した。しかし、終盤にかけNY株式市場の下落を受け投資家のリスク回避姿勢が広がったことで買い戻され小幅上昇して引けた。一方、プラチナは上昇。引き続き南アの供給懸念に加え、世界的な景気回復期待などを背景とした投機筋の買いが先行し、一時昨年の10月5日に付けた高値(1734.50ドル)を抜け上昇して引けた。

金(ゴールド)価格:安、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月5日)】

2月5日、NY貴金属市場の金は小幅安。朝方は2012年の香港から中国本土への金の輸出量が前年比47%増加し過去最高記録したとの報に上昇する場面も見られた。しかし、金買いは長続きせず、引き続き世界的な景気回復期待が強まり欧米の株式市場が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、売り物が先行し小幅下落して引けた。一方、プラチナは上昇。世界的な株式市場の上昇に伴う景気回復期待を囃した買いに支えられ堅調に推移した。また、引き続き南アから供給低下懸念が燻ぶっていることも支援材料になった。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月4日)】

2月4日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。朝方は外為市場でのユーロ安ドル高を眺めての売りに軟調に推移した。しかし終盤にかけスペインのラホイ首相の金銭スキャンダルなどを背景に、欧米の株式市場の下落したことで投資家のリスク回避姿勢の高まったこと等から買い戻され、小幅上昇して引けた。プラチナも上昇。前週末に発表された1月の米自動車販売が好調だったことに加え、プラチナ生産大手の南アのアングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ) の決算がストによる減産で赤字に転落したことから、生産に影響が出るのではとの思惑に上昇して引けた。

金(ゴールド)価格:上昇、プラチナ価格:上昇【海外市況(2月1日)】

2月1日、週末NY貴金属市場の金は上昇。朝方は外為市場でのユーロ高ドル安を受けての買いや、1月の米雇用統計の失業率(7.9%と前月から0.1ポイント悪化)が市場予想をやや上回ったほか、非農業部門就業者数が市場予想をやや下回るなど悪化を示す内容だった為、これを受けてリスク回避としての金に買いが集まった。しかし買い一巡後は、米雇用統計の後に発表された1月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・確定値などの経済指標が良好な内容となったことを背景に利益確定の売りに押され上げ幅を縮小して引けた。一方、銀やプラチナも上昇。金の上昇に連動して買われた他、NY株式市場の上昇に好感した。NYダウ平均が2007年6月中