海外市況情報aaa

ダイヤモンド価格【海外市況概況(2月26日)】

香港市場はスロースタート、中国は連休明けで市場は静か、インドでは結婚シーズンがピークを迎え需要が軟化 ◆香港ローカルマーケットは春節明けのスロースタート。一部ではまだ休みを取っているバイヤーもいるため本格的スタートには時間を要する模様。人気のG~I・VS~SIレンジは品薄感があり、一部価格が強めになる傾向も見られる。マーケット自体に極端な動きは見られないが、訪れるバイヤーの表情はポジティブでマーケットへの期待感が感じられる。USドル為替相場は対、円、人民元、インドルピーでドル高傾向だが先週同様ダイヤ相場に与える強いインパクトはない。 ◆中国では大型連休での小売り売上高の伸び率が予想

ダイヤモンド価格【海外市況概況(1月8日)】

インドは供給量は少なく取引も限定的、中国は旧正月の需要に期待、香港の市場は静か ◆香港では、正月開けの通常の取引であり、年末と比べても特に大きな変化はなく静かである。引き続き0.3~0.8ctのG~I、VS1~SI1レンジの、特にメイクの良いものに対する需要がある。香港政府統計処発表の昨年11月の小売売上高は、前年同月比9.5%増の365億HKドル(約4,120億円)で、伸び率は前月の3.9%増に比べ大きく改善した。数量ベースの伸び率は8.1%増で、前月の3.6%増から持ち直した。また、宝飾品・時計・高級贈答品は数量ベース11.5%増と2桁成長。政府報道官は雇用情勢が安定的に推移し、観光

ダイヤモンド価格【海外市況概況(12月11日)】

ラパポート PEARS(ファンシーカット)の価格が変更される! ◆ラパポートPEARS価格変更。D-Jカラー、0.70ct-2.99ct はSIを中心に一部のVS、2ct台のI1を含めた範囲及び3.00-5.99ct、SI-I1ボーダーが上昇した。米国の需要を背景にファンシー市場は比較的堅調に推移しているが、ファンシーシェープは良質なカットが少ないため、形状の良否により大きな価格差が生じる。 ◆インド市場は、変動的なインドルピーへの警戒感が残ってはいるものの、研磨石の取引は堅調。研磨工場の休業により需要の多いSIクラリティの商品不足が生じている。営業再開後も減産体制は継続され、新た

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月30日)】

デ・ビアスの本年1-9月の累計生産量(Ct)は前年比20%の下落! ◆「デ・ビアスの2012年第3四半期の生産量は637 万 5000 カラットで前年比31%下落した。」と親会社であるアングロ ・ アメリカンが発表。困難な市場条件とJwaneng 鉱山(ボツアナ)の山崩れにより6月の鉱区立ち入りを一時的に制限したことが原因。2012年9月までの生産量の累計は1982万4000カラットで20%の下落となる。 ◆インドでの研磨石の需要は底堅いが、11月13日から始まるDiwali(インドのお正月)を前に例年の取引水準を下回っている状況。国内のバイヤーは不安定な為替レートに警戒感を抱いて

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月9日)】

ジューイッシュホリデー・中国の国慶節が重なり、世界的に卸売市場は極めて静かであった。 ◆ジューイッシュホリデー(ユダヤ人の仮庵の祭りSukkot)のため、多くのトレーダーはオフィスから離れ、また中国人バイヤーは国慶節に伴う大型連休だったため、休みに入っており、世界的に研磨石の卸売市場は休止状態であった。小売業者も在庫を最小限で運用しながら、目先の需要を考慮した、限定された仕入を行っているだけである。 ◆香港マーケットも、中秋節・国慶節の大型連休の為、主だった動きは無く、静寂であった。また、インドルピーが1米ドル=52rsを割り、緩やかなルピー高の傾向なので、インド人バイヤーも心理的

ダイヤモンド価格【海外市況概況(10月2日)】

業界ではラパポートプライス引き下げへの根強い ◆「香港フェア」が終了したあとの香港市場は、①中国の国慶節に続く大型連休での小売販売状況、②高グレード商品に対するラパポート値下げ懸念から、市場動向を伺いながらの休息モードである。当面はこのような状況が続くと見ている「売り手」と「買い手」が多数である。業界レポートによると「研磨石の取引は依然として厳選・価格志向。「香港フェア」で東南アジアの需要が良くも悪くもなかったことを反映している」とのこと。 ◆また、「香港フェア」での中国人バイヤーは、値頃感のあるVS-SIを中心に買付けたが、サプライヤーは大幅な値引き交渉は成功せず、十分な仕入が出

ダイヤモンド価格【海外市況概況(8月28日)】

ダイヤモンド消費を牽引してきた中国景気の減速懸念が高まる!(一部は回復気味) ◆中国市場は、8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.8と、2008-09の金融危機以降極めて低い水準まで低下、ダイヤモンドの消費を牽引してきた中国の更なる景気減速懸念が高まっている。ダイヤモンドジュエリーの消費が低迷する中だが、ラウンドの0.3ctから1ct、VS-SI、トリプルEXの需要は堅調。 ◆香港市場は、夏休みが明けつつあり若干の動きが出てきた。ポインターは0.3ct、0.5ctのSIクラスの値頃感のある商品に動きがあり。1ctに関してはVS2以上の動きが鈍く、またトリプルEX